2009年06月08日

野津田には笑顔の日曜日がある

PKY09607_0004s.jpg二週間に一度、FC町田ゼルビアの試合を撮りに野津田公園に行くのが、僕の週末のパターンになってきた。今日の天候は、青空に白い雲、太陽が強く照りつける、とても気持ちの良い天気に恵まれた。会場に到着するとスタジアム周辺には、既に沢山の子供や家族が集まっていた。

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試合終了のホイッスルが鳴った。0−0の引き分けだった。ホームで勝てない町田。ホームで勝てないと何を言っても、駄目だ。今日のようなストレスがたまる試合を見た日には、僕は一報道カメラマンに素早く頭の中を切り替える。そうすると、イライラをまともに食らわずに済む。お金を払って試合も見に来ているサポーターは、なかなかそう簡単には、イライラ解消をすることが出来ないだろうけど・・・。試合後、競技場の外に出てみると、辺りでは沢山の人が木陰で立ち話をしたり、ボールを蹴ったり、屋台のコーヒーを啜ったりと、町田のサポーターは、観戦後もちゃんとサッカーを楽しんでいた。ベルギーに滞在していた頃を思い出した。ベルギーでは試合後に、選手やスタッフと一緒にサポーターがお酒を交わすことが出来きる時間がある。なんだかそれに近い、懐かしい感じを今日の町田サポーターから感じ取れた。非常に不便な場所にあるホームグラウンド。でも、ここには、深い緑と心地良い風、そして笑顔の日曜日がある。

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2009年06月04日

BLACK AFRICA

僕は最近ソワソワしている。南アフリカW杯の丁度1年前となる、6月11日が迫っているからだ。まあ、実際に南アで開催されるのか?なんて噂を、あちらこちらで良く耳にするが、今月から行われる「コンフェデレーションズカップ」で、とんでもない事件が起こらない限り、予定通り南アで開催されるのではないかと思っている。写真を撮る者として、南アでの開催は、最高なロケーションになることは間違いない。アフリカ周辺国の人々が、ドドッと押し寄せる事を考えると、僕の中でイメージしている、“ブラックアフリカ”の世界が広がりそうだ。リズムや色、言葉や匂い、全てが過去にないW杯になるだろう。期待する一方で、“ヤバイ”という一言が、常に頭に片隅にある。凶悪犯罪が日常に多発しているとの事。日中、人通りが多い場所でも、集団で羽交い締めにされて金品を奪われるらしい。羽交い締めで金品だけだったら何処の国でも存在するが、この国の犯罪は、命も一緒に盗まれるそうだ。愛する家族を背負う者としては、自分の身体に何十本ものアンテナを立て、責任を持った行動をとらなければならない。でも、またその一方で、この“ヤバイ”雰囲気の中で生まれて来るであろう写真に、期待をしている自分がいる。人生そんなに甘っちょろくはないだろう!みたいな、何か自分に言い聞かせるような、吹っ切れた感じにもなる。行動には慎重になりつつも、噂の“ヤバイ犯罪大国”に立ち向かう(?)決意も、頭の隅っこにあったりする。先週、日本代表の試合に行ってきた。家を出てから電車を乗り継ぎ、試合開始のホイッスルが鳴るまでの時間は、相変わらず僕の中で、とてもエキサイティングな時間だ。しかし、最近何故か気持ちが入らない。いつもはワクワクするはずの大好きなシーンの数々は、何気なく通り過ぎていく感じがしている。そして、W杯へ向けてのテンションが、ドイツの時とは明らかに違うことにも気付いている。僕にとって、前監督の存在は、とても大きかった。試合や記者会見で、あんなにも監督にシャッターを押したのは、もう最初で最後かもしれない。普段行かない記者会見にも、頻繁に出席した。今の日本代表は、何処か分かり難い。オシムさんの時のような、良くも悪くも、明確さが必要だと思っている。

PKY090531_0003s.jpgピッチでは、猛禽のハヤブサをも思わせる鋭い目をした選手が、ボールという名の獲物を追いかけている。僕はこの日、大久保だけを超望遠レンズで90分間、ひたすらに追い続けた。後がない、鋭い目をしていた。上がってきた写真をチェックしながら、僕もおかれた環境は一緒だと思った。W杯まであと1年。それは、写真集第2弾を意味している。スポンサーを早く探さなければ、第1弾で終わりなんて事にもなりかねない。皆さん、今回もご協力の程、よろしくお願いします!そして、スポンサーになっても良いという方がいましたら、何処にでも足を運びます!是非、お話しをさせて下さい!

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