2010年06月15日

onigiri

今日は一日、ヨハネスブルグ郊外にあるサントンの宿にいた。早くも休日である。ヨハネスブルグ近郊で行われる試合はブラジル vs 北朝鮮。大会が始まってから、初めての真夜中の試合でしかもエリスパークとあり、取り敢えず様子を見ることにした。

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今日はスタッフの為にカレーを作った。ビーフ・ポーク・チキンと、3種類を作り貯めし、小分けして冷凍にする。ご飯も何合も炊き、これもサランラップに一食分を小分けする。僕の仲間は、試合開始5時間前には会場に入り、その日のピッチ入場許可をもらって取材の準備をする。試合後は日本に写真を電送するが、写真のセレクトから処理まで行うため、2時間近く掛かって作業する。夜8時半の試合開始であれば、宿に戻るのは深夜2時。疲れ果て腹を空かせて戻ってくる仲間は、香ばしいカレーを頭にちらつかせながら家のドアを開ける。プレスセンターでの食事は簡単な物で、数日もすれば直ぐに飽きてしまう。だからある人は、日本から持って来たふりかけを使っておにぎりを作り、それを会場に持参する。異国の地で態々おにぎり?って思う人もいるかも知れないが、カメラマンの集中力と体力の消耗は凄まじい物がある。そんなストレスや疲れを回復してくれるのは、慣れた食べ物だったりする。おにぎりにまつわる話しがある。1996年のアトランタオリンピックで、プレスセンターのセキュリティーを通ろうとした時、バックの中にあったおにぎりを怪しく思った警備員が、爆弾かと勘違いして慌てた事があった。これには僕もどう反応していいのか流石に困った。銀紙に包まれた黒い固まりは、おにぎりを知らない人にとっては、どう見ても怪しい物体でしかない。その珍事件以来、警備員は僕の顔を見る度に笑っていたのを思い出す。出来上がったカレーを口にする。味は最高だった。なによりも異国の地で食べる日本のカレーは本当に旨い!ソファーに寝転びながら、VIPな気分で試合を観戦した。明日は南アフリカ vs ウルグアイ。チケットセンターではこのカードはSOLD OUTと出ていた。会場周辺には、必ずダフ屋がいる。明日は先ず、チケットの値段交渉を頑張らなくてはならない。

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